第2野党・統合進歩党の李正姫前共同代表は9月25日、ソウル光化門広場の米国大使館前で記者会見し、「統合進歩党の名前で第18代大統領選挙に出馬する」と宣言した。 李前代表は「(国会議員選挙)比例代表党内競選不正という謀略とウソにより党が保守言論と警察の手中に取り込まれた。昨日まで連帯していたほかの野党(民主統合党)までも真実にそっぽをむき保守勢力と一緒に統合進歩党を踏みにじった。だが、真実は明らかになり汚名は晴れた。不正選挙論難で統合進歩党を破壊しようとした試図はすでに失敗した」と主張。 「国家保安法撤廃、侵略的韓米合同戦争訓練中断、平和協定締結、破壊的な従北論争の完全な中断」などを要求した。 ◇ 4月の国会議員選挙で13議席(地方7、比例代表6)を獲得し、野党第2党となった統合進歩党は比例代表党内競選不正と関連しての旧党権派2議員の除名処分問題をめぐり内紛が続き、9月10日には姜基甲代表が記者会見を行い代表職辞退および脱党を宣言した。 (2012.10.3 民団新聞) |