【静岡】浜松市の北脇保之市長は6日、市議会11月定例会で「永住外国人に地方参政権を与えることが望ましい」と発言した。
永住外国人への地方参政権付与に関して市長としての見解をたずねた黒田豊氏の質問に答えたもの。
北脇市長は、市内在住の2万4000人を超える外国人市民のうち、ブラジル国籍などで永住者の在留資格を持つ者、韓国・朝鮮籍などで特別永住者として定められた者について「これらの永住外国人に市議会議員や市長の選挙権を与えるということは、市が進める国際施策の基本的な考えである『地域共生』という考えにも沿う大変重要なことであると認識している」とした。
浜松市内の外国人登録者は総人口の約4%を占めている。
(2004.12.22 民団新聞)
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