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「青龍章」初の公式受章 金英宰さん 体育会が後押し

 02年FIFAサッカーワールドカップ韓日共同開催時に韓日共同応援団を構成して大会を盛り上げた在日大韓体育会の金英宰常任顧問(72)=民団大阪府本部顧問、大阪市中央区=に韓国体育勲章としては最高等級にあたる青龍章が授与された。在日大韓体育会からはかつて蔡洙仁初代会長が特例の扱いで受章しているが、公式受章はこれが初めて。

 伝達式は4月26日、ソウル市内の民俗博物館で行われた。05年の体育発展有功者として表彰されたのは59人だった。褒章規定によれば、韓国政府から体育勲章を贈られるのは世界選手権などで金メダルを獲得した選手と監督、コーチに限られている。海外同胞は体育振興でいくら大きな功績をあげても規定という厚い壁に跳ね返されてきた。

 このため、在日大韓体育会が「功労者に褒章がないのはおかしい」と民団中央本部を通じて大韓体育会や文化観光部、行政自治部などの関連部署に規定の見直しを求めていた。

 許寧太前会長は「在日同胞は韓国がまだ貧しかった時代、韓国国家代表選手のために用具やユニホームをそろえて激励してきた。こうしたことも海外同胞に対する史上初の受章につながったのではないか」と語った。

 金常任顧問は55年の第36回韓国国体に在日同胞のサッカー選手として初めて出場。以来、昨年の第86回国体まで半世紀もの間、途切れることなく在日大韓体育会の発展に関わり、優秀な在日同胞選手の発掘と育成に尽力してきた。

(2006.5.24 民団新聞)
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