『ぼくらのスーパー大戦争』は、家族の大切さを扱った物語。
小学生のドンホは、ときどき喧嘩をするが仲の良いスーパー経営の両親、勉強が良くできる兄、小児マヒで歩くことはできないが、絵を描くことの好きな姉の5人家族。喜びも、楽しいことも、また困難や苦痛も分かち合う心を持った家族。
ドンホは勉強は苦手だが、温かい心の持ち主だ。毎朝、早く起きて開店準備の手伝いをし、いつも姉さんのことを思っている。
ドンホと、同級生のアラの家は隣同士。同じくスーパーを経営していて、親同士はライバルだから大変だ。ところが急に、近くに大型スーパーができることになった。父親はスーパーに対抗するために、アラの店と合併することを思いつく。
文＝ユン・スチョン
絵＝イ・ヒョンミ
訳＝吉田昌喜。定価1200円（税別）。
問い合わせは現文メディア（��03・6413・7691）。
（2010.9.8 民団新聞）
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