韓国の代表的なファーストフードといえば、キムパ(韓国風海苔巻き)。日本のおにぎりのように安くて手軽な、いわば「国民食」。 最近、このキムパが大きな変化を見せている。ご飯を少なめにし、具材をたっぷり使った高級キムパがブームだ。 ソウル一の繁華街、明洞にある「ゴリラキムパ」では、クリームチーズとクランベリーが入ったキムパッが登場(4000ウォン)。濃厚なチーズとクランベリーの酸味が他の具材と見事に調和、新しい味覚として人気を集めている。 芸能人もよく訪れるという「Leesキムパ」は、ナッツ入りなど23種類にのぼるバリエーション豊かなキムパを販売。中でもキノコ・パプリカ・チーズキムパ(5500ウォン)は、ヘルシーさがダイエット中の女性に大人気だという。 新沙洞の「KIM POP」では、イカの天ぷら、鶏のから揚げ、韓牛をはじめとした12種類の具をぎっしり詰めた1本1万5000ウォンの高級キムパが話題。サイズも通常の1・5倍太く、女性なら2人分のボリュームだ。チーズ好きの国民性を考慮したのが「KIMBOB WANG」。エメンタールチーズをソースにしたチーズフォンデュキムパ(4000ウォン)が注目を集めている。 (2014.10.29 民団新聞) |