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<コラム・布帳馬車>これぞ「断末魔」の心性
 釜山アジア大会で、北韓のいわゆる〈美女軍団〉が、雨に濡れた金正日国防委員長の写真を発見、「将軍様を侮辱するものだ」とヒステリックに叫び、関係者を糾弾していた。白馬にまたがり「水も滴るいい男」を自認する将軍様なのだから、そうムキにならずとも、とあきれたことを想い出す。

 「民族時報」という韓統連の機関紙があって、その社説(6月1日付)が「6・15時代に逆行する民団新聞」と題し、こう言っていたからだ。「北朝鮮の理念と体制に対する猛烈な批判を展開している。この新聞の堕落ぶりは、まるで『断末魔の叫び』のようであり、いまや批判よりは冷笑の対象だ」。

 「冷笑の対象」であれば、相手にするよりも無視を決め込むはずである。ところがどうして、タイトルや文面から頭に血が上っていることが手に取るように分かる。ヒステリック度は〈美女軍団〉なみであった。まあ、それだけ急所を突かれたのであろう。

 彼らがカッカしたのは、北韓が「わが民族」を「金日成民族」呼ばわりしていることに対し、死者だけでも500万人を出した韓国戦争の責任、90年代に300万といわれる餓死者を出した責任などを問い、「金日成民族」と僭称するのは、わが民族・同胞を冒涜するものだとした論評(5月16日付)だ。

 当然すぎる指摘である。批判と無縁の完全な体制は、人間世界に存在したためしがない。ましてや、大量の脱北者が、その病弊を雄弁に物語る北韓ではないか。まともな批判が堕落とは、それこそ「断末魔」の心性である。(J)

(2007.6.13 民団新聞)
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