李鍾郁(58)博士が第6代世界保健機関(WHO)事務局長に選出された。韓国人が国連傘下の専門国際機関で選出職トップに就任するのは初めて。李博士は1月28日、WHOの執行理事国32カ国が参加して行われた選挙でベルギー出身のピオット国連エイズ合同計画(UNAIDS)事務局長を抑えて事務局長(任期5年)に選ばれた。ソウル大学医学部卒業の李博士は、83年からWHOで働き、西太平洋地域のハンセン病諮問官、事務局長特別代表兼結核管理局長などを歴任した。5月のWHO総会での承認を経て7月から事務局長に就任する。
(2003.02.05 民団新聞)
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