朝鮮王朝時代の貴重な文化財を取りそろえた秋季特別展「朝鮮王朝‐宴と儀礼の世界」が、金沢市の石川県立歴史博物館で開催されている。姉妹館の国立全州博物館との共同主催。 国立全州博物館を通じ、ソウル市の国立中央博物館と国立古宮博物館の協力を得た。 主な展示品は貴族女性の婚礼衣装(王朝後期)、宗廟祭祀で使用した祭器、正祖王(イ・サン)の行列図(1795年)、世継ぎを任命する文書(1875年)、王を象徴する日月五輪図など約100点。韓流ドラマを超える本物の迫力がキャッチフレーズ。 関連企画として韓国子ども文化トーク「コリアンキッズのある1日」(10月18日、歴史体験広場)、ワークショップ「韓紙で飾る小箱」(25日、ワークショップルーム)。土・日には朝鮮王朝の貴族を味わえる衣装体験も。 11月8日まで(開館時間9〜17時)。入場料700円。問い合わせは同館(076・262・3236)。 (2015.9.30 民団新聞) |