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韓豪日グローバル家族こだわり在日記<7>
無知と誤解が助長する差別

 在日の歴史や伝統の深い意味を知っていますか。主人も知らないことが多いようです。

 我家の子ども4人とも日本の学校でたびたび「外人、韓国人」と言われいじめられました。その時私たち夫婦が気がついたことは、差別と向き合うならまず家族全員がオーストラリアや韓国に対する正しい知識を持つべきということでした。

 毎年春に韓国にお墓参りを兼ねて行き、夏休みはオーストラリアに行きました。両国の素晴らしさを親戚との触れ合いを通して、子どもたちが肌で感じ、自分自身に対して誇りを持つことができました。親戚の心温まる歓迎は、子どもたちが今も覚えている思い出の一つです。不思議なものです。コンプレックスがなくなるといじめが減りました。

 この現代社会では世論はマスコミに支配されています。アメリカの9・11テロ以来、イスラム信徒は世界的に大変な差別を受けました。気がつくと私もイスラム信徒に冷たい視線を向けていました。その時に素晴らしいチャンスが飛び込んできました。

 シドニーにあるイスラムのモスクが、世論の誤解を解くためにオープンデーの開催をすると知り、父と一緒に行くことにしました。実際に行って、イスラム教における数々の問題を議論しているうちに、自分自身のイスラム教に対する無知を大変恥ずかしく思いました。

 毎日、ニュースを見ると「過激派のイスラム信徒」と言ったような報道を聞きます。しかしこれは一部に過ぎないと思うようになり、私の考え方が変わりました。この経験を通して、理由もなく差別をされたりすることはどの国でも起きているということがよく分かりました。

 差別をする前にまず相手の立場を考えて、できるものなら少し勉強をするべきです。在日には公平な韓日歴史資料から正しい歴史を学び、隠すことなく韓国人としての誇りを持っていただきたいのです。

(スーザン・メナデュー・チョン)

(2008.4.30 民団新聞)
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