在阪韓国人百年史今月末に発刊へ 民団大阪本部(03.11.26) |
【大阪】民団大阪府本部(金昌植団長)は、解放前50年と、民族差別と偏見の中で辛酸の道を歩んできた解放後55年の在阪韓国人の足跡をたどる「在阪韓国人百年史」を今月末に発刊する。
編纂委員会委員長の金団長は「韓国人としての意識を再認識するとともに、次世代への教訓として有意義な道標になる」と在日同胞の重要な誕生史でもあると強調した。
解放前の足跡として、韓日併合から祖国光復までの36年間の植民地下の歴史や、それ以前の朝鮮人労働者の渡日の実態を記録している。また民団大阪の結成から始まり、法的地位要求貫徹運動、永住権申請、セマウル運動、組織強化の特別委設置やおおさか民団祭り、地方参政権獲得運動などの足跡をB5版684ページにまとめる。
問い合わせは同本部06・6371・7331まで。
(2003.11.26 民団新聞)
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