慶尚北道の両班集落、安東・河回村と慶州・良洞村が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録された。ユネスコ世界遺産委員会(WHC)が7月31日に確定。韓国では10番目。当初、行政区域の異なる2つの村を統合管理するシステムがないことから「保留」にされていたが、「韓国の歴史村:河回と良洞」として「歴史村保存協議会」を新設することで認められた。いずれも朝鮮朝時代の儒教に基づく伝統的な氏族集落で、最も長い歴史を持つ。河回村は豊山柳氏、良洞村は月城孫氏と驪江李氏が集まっている。
(2010.8.15 民団新聞)
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