LGグループは海外の貧しい村を自立型農村に変える「LG希望の村」造成事業に乗り出した。まず、アフリカのエチオピア。人口760人のグタ村には飲み水がないため溜めたものを使うが、乾季には10キロ離れた所まで汲みに行く。伝染病が絶えず、住民の平均寿命はわずか40歳だ。 そこでLGは共同の井戸を掘り、4月半ばに造成、村の人々を喜ばせた。地下150メートルまで掘った井戸からは、1秒当たり5リットルの水が流れ、飲み水はもちろん、約1万3200平方メートルの農場を潤すこともできる。 15年までに村のインフラ改善、テスト農場の造成、村の指導者育成などを積極的に支援する計画だ。 (2013.5.8 民団新聞) |