朴槿恵大統領は9日、ベトナムの首都ハノイでチュオン・タン・サン国家主席と首脳会談を行い、来年中に高レベルの自由貿易協定(FTA)を締結することを目標に交渉を加速化させることを主な内容とする共同声明を採択した。2009年に結んだ両国の戦略的パートナーシップをさらに進め、国際社会が直面する諸問題についても緊密に協力していく方針だ。 また、韓国の原子力発電所の開発経験と技術を共有することがベトナムの原発産業の育成に寄与するとの共通認識を有し、ベトナムの原発開発へ両国が継続協力していくことで合意した。 両首脳は共同声明で、「両国が当初目標を3年間前倒しし、12年に貿易規模200億ウォンを達成したことを高く評価する。20年までに700億ウォンを達成できるよう、ともに努力していく」と明記した。FTAを足掛かりに、7年後には貿易規模を3倍に増やす構想だ。 (2013.9.11 民団新聞) |