提言反映へ意見聴取
【神奈川】川崎市外国人市民代表者会議「オープン交流会」が16日、同市高津市民館で開かれた。オープン交流会はこの間26人の代表者から出された意見を集約して示し、広く市民から意見を聞くためのもの。
主として地方参政権を扱う市政参加分科会(金一男部会長)に参加した中国籍の在日2世は「華僑社会で参政権は内政問題との意識が一般的だった。だが、時代は変わった。学校の資格や助成金問題の解決のためにも参政権は必要」と述べた。 また、「陸の孤島」といわれる池上地区に居住する李仁夏さんは「票に結びつかなければ、議員は動かない。おかげで池上は開発から取り残されてきた。さしあたり選挙権だけでもあったほうがいい」との考えを明らかにした。
(2005.10.19 民団新聞)
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