【大阪】大阪府外教と大阪府立外教は16日、歴史学者の朴菖熙さん(韓国外語大学元教授)を招いての講演会「日韓交流で思うこと」を大阪府教育会館で開いた。大阪府立高校と府内小学校に勤務する外国人教育担当の教員70人が参加した。
朴教授は、国民年金や地方参政権などで在日同胞の権益が依然不十分なまま放置されていると指摘、「在日同胞を少数民族として認めなければならない。これは日本の問題であり、教師自身の問題でもある。『在日』問題で歴史の精算をしなければ日本はアジアの中の日本になれない」と述べた。
朴教授は留学先の一橋大学大学院で博士号を取得、都立大学で歴史学を専攻した。在日同胞史についても造けいが深い。
(2004.1.21 民団新聞)
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