韓国映画振興院は、国内で撮影される日本映画「白磁の人」と、中国映画「道の上で」にそれぞれ、4億2000万ウォン、2億8000万ウォンを支援すると発表した。同院が今年から施行している「外国映像物のロケーション支援」対象の2作品として選定されたもの。 「白磁の人」は、植民地統治下の韓国で、朝鮮総督府商工部山林課林業試験場に勤務し、朝鮮時代の陶磁器や家具などの工芸に独特の美を見い出すなどの業績を残した浅川巧の人間像をテーマにしている。 高橋伴明監督が演出、日本人俳優、吉沢悠と、韓国人俳優、ペ・スビンが出演する。撮影はソウルマリオン墓地と西大門刑務所、扶安映像テーマパークなどで行われた。 同院は、外国映像物の国内ロケ撮影を誘致し、観光と雇用を生み出して、韓国映画のグローバルな力を強化するために始めた。 (2011.10.5 民団新聞) |