韓日合同復元刊行委を設立
高麗大蔵経研究所は、大韓仏教曹渓桐華寺などとともに、「高麗大蔵経」初彫本の復元、刊行事業を進める韓日共同復元刊行委員会の発足式が7日、ソウルの国立中央博物館で行われた。
式には李御寧初代文化部長官、高麗大蔵経研究所の宗林理事長、「高麗大蔵経」初彫本を所蔵する日本の京都・南禅寺の後藤憲宗総務長など50人が出席した。
「高麗大蔵経」の初版に当たる初彫本は、釈迦の力で外敵を撃退するため1011年に作り始め、1087年に完成した高麗時代最初の大蔵経。だが1232年のモンゴル侵略で焼失した。
韓国と日本は共同で04年から6年間、初彫本のデジタルデータベース化と影印出版事業を進めてきた。今回はこれに続くもので、初彫本の紙と印刷方法をそのまま復元した印刷本を刊行する予定。
(2010.6.23 民団新聞)
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