所得に比べて消費が急増し、貯蓄率が低下している。韓国銀行が10日発表したところによると、今年第2四半期中の貯蓄率は27・5%で、第2四半期の貯蓄率としては過去20年間で最低水準となった。これは低金利のため銀行から融資を受けやすくなったのに加え、政府も内需中心の経済政策を実施したため。
同期間中の国民所得は6・2%増えたのに対し、消費支出は11・1%も増加した。このため国内貯蓄分だけでは産業投資に必要な資金づくりがますます難しくなっている。韓銀は「貯蓄率が低下しているため、企業投資が息を吹き返した際、不足した資金を外国から借り入れる可能性も出てきた」と指摘している。 |
|