韓国戦争の際に米兵によって盗まれ、現在、ロサンゼルスの美術館に所蔵されている韓国の重要文化財「文定王后御宝」が年内にも返還される。文定王后は朝鮮朝第11代国王・中宗の妃で、第13代国王・明宗の母親。御宝は王室のさまざまな儀式に使われた印章で、文定王后の御宝は亀形の取っ手が付いた純金製。宗廟に保管されていた御宝のうち、47個が盗まれ、すでに4個が返還されたが、42個は行方不明。
(2013.9.25 民団新聞)