キネマ旬報社(東京・港区)は、千葉・柏市の小学校に通う児童(国籍問わず)を対象にした「第1回映画感想文コンクール」を開催する。小学生が映画を通じて、自らの感じたことを自分の言葉で表現することで、映像を読み取る力、文章力、表現力を養い、他者とのコミュニケーション・リテラシーを高めることを目指す。 キネマ旬報社経営企画室課長の栗原祥さんは、「映画は見始める年代により感性が違ってくる。感じたことを文字にすることは、考える習慣がつき、情操教育にも役立つ。韓国映画も人気があるので、在日韓国人の子どもたちにも参加してほしい」と話している。 <感想文対象作品>夏休み中に鑑賞した映画。劇場、レンタルビデオ、テレビなど鑑賞方法や映画の種類は問わない。 <字数>小学1年生〜3年生は400字以内、小学4年生〜6年生は800字以内。 <作文提出>夏休みの自由課題として、各学校の担当教員に提出(9月6日まで)。 <授賞式>10月20日予定。会場はTKPシアター柏(柏市末広町)。 審査員は、明智恵子さん(『キネマ旬報』編集長)、中田敦子さん(柏市教育委員会)、三矢健さん(サンレジャー代表取締役)ほか、特別審査員に女優の松田美由紀さん。 (2013.6.12 民団新聞) |