朴槿恵大統領とオバマ米大統領が7日の韓米首脳会談で採択した「韓米同盟60周年記念共同宣言」の要旨は次の通り。 一、両国首脳は韓米同盟が未来の機会と挑戦に対応していく準備ができていることを確認 一、韓米同盟は安保協力を超え、政治・経済・文化・人的交流分野での幅広い協力を基に戦略同盟に発展したと評価 一、韓米同盟がアジア・太平洋地域の平和と安定の中核として機能し、21世紀の新たな安保に対する挑戦に対応できるよう引き続き同盟を強化し調整していく 一、米国は拡張抑止と在来式および核戦力を含むあらゆる軍事的能力を含む、確固たる対韓防衛公約を再確認 一、韓米両国は韓米自由貿易協定(FTA)が両国経済の成長エンジンとして機能できるよう、これを忠実に履行していく 一、2009年「韓米同盟のための共同ビジョン」を土台に、韓半島の恒久的平和と安定を構築し、非核化、民主主義と自由市場経済原則に基づいた平和統一に向け努力していく 一、朴大統領が提唱した、対話や人道支援を通じ南北の信頼構築を目指す政策「韓半島信頼プロセス」などを通じ、北韓が国際社会の義務を順守するように促すと同時に、韓半島平和と繁栄を拡大させるため、引き続き努力していく 一、韓米両国は北韓の非核化実現に向けた確固たる意志を持っており、北韓核問題をめぐる6者会談参加国および国際社会とともに北韓が国際義務と約束を履行するように努力する 一、韓米両国は北韓が住民の生活改善に向けた投資と改善努力を行い、住民の基本的人権を尊重するよう促す 一、韓米同盟はグローバルパートナーシップに発展しており、米国は世界で韓国がリーダーシップを発揮していることなどを歓迎する 一、60年間のパートナーシップと共同繁栄を通じ、韓米同盟の力が両国国民間の緊密な関係から出ていることを確認 一、我々は次世代のためにアジアの未来を共につくっていくことを期待する (2013.5.8 民団新聞) |