産業通商資源部は13日、キャンベラでオーストラリアとの自由貿易協定(FTA)に仮署名したと発表した。 上半期中に共同宣言文に正式署名し、国会批准など両国の国内手続きを踏んだ後、速やかに協定を発効させる。早ければ、来年初めごろに発効予定。 オーストラリアが協定発効後5年以内にほとんどの品目(品目数基準99・5%)で関税を撤廃し、韓国は10年以内に大多数の品目(同94・3%)で関税をなくしていく。 オーストラリアは韓国の主力輸出品目である中・小型ガソリン車、小型ディーゼル車、ディーゼル貨物車をはじめ、家電製品、冷延鋼板などに対する5%関税を協定発効と同時に撤廃する。大型ガソリン車、中型ディーゼル車、自動車部品などの関税は3年以内になくす。韓国は乗用車、貨物車、自動車部品に対する関税を直ちに廃止する。 農産物に対する関税については、オーストラリアが協定発効とともにすべて廃止するが、韓国は61・5%の品目について10年以内に段階的に撤廃していく。 (2014.2.26 民団新聞) |