「韓国伝統工芸と絵画の『粋』展」が11月26日から30日まで、東京・新宿区の韓国文化院で開かれた。
「色、形、文様の3つがあってこそ素晴らしい作品」だと話すのは康津高麗青磁を手がける李龍煕さん。凛とした美しさのなかにも力強さと存在感を兼ね備える。
翡翠、めのうなどの玉を使った作品を展示した嚴翼平さん。指輪、かんざしなどの装身具の数々は、俳優のペ・ヨンジュンが初の時代劇に取り組んだ映画「スキャンダル」で使ったもの。
また、酸化銅成分を顔料に、焼成することで鮮やかな赤に変わる辰砂を手がける陶芸家の金振賢さん、韓国の伝統民画を紹介した丁昇禧さん、伝統ポジャギの陳斗淑さん、伝統刺繍の黄順姫さんの6人が、熟練した技による韓国の優れた伝統工芸作品の数々を披露した。
(2009.12.9 民団新聞)
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