8月下旬に台風14・15号が相次いで韓国を襲い、各地に被害をもたらした。なかでも、収穫時期を前にした果物農家の被害がひどく、インターネットなどを通じて「落果購入」の支援運動の輪が広がった。居昌のリンゴ農家(慶尚南道)がフェイスブックやツイッターに「落果販売」の案内を載せるや、注文が殺到し、500箱をたちまち完売した。また、大学生たちは果物を拾うボランティア活動に参加した。
(2012.9.5 民団新聞)