世界銀行グループ韓国事務所と国際機関「グリーン気候基金(GCF)」事務局が4日、仁川市の松島にそれぞれ開設された。 ポスコE&Cセンターに設置された世銀事務所は、国際社会の支援を受ける国から支援する国へと転換した韓国がこれまで培ってきた経済開発経験とノウハウを開発途上国に伝える上で大きな役割を果たすと期待される。同時に、韓国企業と人材の国際社会進出も後押しする。 開所式に出席した世界銀行のキム総裁は、「韓国は多くの開発途上国がインスピレーションを得ることができる素晴らしい開発成功ストーリーを持っている。世界銀行グループと韓国は絶対的貧困の撲滅と共同繁栄に向け、公共と民間の両部門で協力していく」と述べた。 松島Gタワーで発足式を行ったGCF事務局は、開発途上国の温室効果ガス排出の削減と気候変動の影響に対する適応を支援する。発足式には朴槿恵大統領、キム総裁らが出席し、国際機関の設立を祝った。 (2013.12.11 民団新聞) |