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在日の血と汗の成果 韓日関係の進展を評価…ウリ党院内代表(04.8.15)
金宰淑団長(左)と懇談する千正培代表(右)
 韓国の与党、開かれたウリ党の千正培院内代表ら一行10人が1日、日本を公式訪問した。2日には民団中央本部主催の午餐会に出席し、金宰淑団長らと在日同胞の課題について懇談した。

 席上、金団長は在外国民基本法の制定をはじめ、地方参政権獲得と在日韓国人信用組合協会への支援を求めた。これに対して、千代表は「在日同胞の権益擁護と祖国の平和統一に向けた民団の実績に敬意を表する。過去40年間、発展を続けてきた韓日関係は、在日の血と汗のたまものだ」と高く評価した上で、「日本の保守派の影響力が強くても、われわれが力を合わせれば参政権は必ず達成できる」との見通しを示した。

 また、与党指導者として「在日にも大きな誇りになった韓流などの民族文化の拡散や経済発展、民生安定に努め、改革と統合で世界一流の国づくりに励む」と語った。

 千代表は3日、公明党の神崎代表らと会談した後、日本記者クラブに招かれ、100人近くの内外の記者を前に講演した。初の外国訪問先を日本にした理由は、韓日友好関係の重要さのためと語り、「韓日友情年」を来年に控え、両国の共同利益のために地方参政権の早期実現に踏み切ってほしいと強調した。

 4日には小泉首相と会談し、盧武鉉大統領の訪日が今年12月になることを明らかにした。

(2004.8.15 民団新聞)
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