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体育会役員が率先…広島カープ「たる募金」
【広島】民団広島県本部(朴昭勝団長)と広島韓国商工会議所(姜仁秀会長)は9日、広島市内で開かれた体育会の総会終了後、「広島東洋カープ」の新球場建設の一助にと「たる募金」活動を行ったところ、趣旨に賛同した体育会幹部らが続々と募金に応じた。11日には同会議所の兪勝司専務理事が新球場建設「たる募金」事務局を訪れ、これまでに集まった募金を手渡した。
「たる募金」は、50年代に球団が経営危機に陥った際、市民らが球場前に「たる」を設置して募金し、集まった資金で球団の窮状を救ったのが始まり。民団広島県本部と同会議所も「地域住民の一員として広島の役に立ちたい」と立ち上がり、今年から会議やイベントを開催するごとにたるを設置し募金を呼びかけている。3月上旬には広島韓国会館に常設のたるを設置した。
朴団長と姜会長は「韓日の政治的な状況に振り回されず市民レベルの連帯感を強めて、地域の活性化につなげていきたい」と話した。
民団広島県本部と同会議所では「たる募金」をこれからも継続して行っていく予定。
(2005.04.13 民団新聞) |
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