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<兵庫版>権益委方針「人権相談室」常設へ 高齢者セミナーも継続(04.4.21) |
民団本部権益擁護委員会はこのほど新年度最初の会議を開き、『人権問題相談室』の常設、および『高齢者問題セミナー』を昨年度に引続き開催することを柱とした04年度活動方針を決定しました。
「人権問題相談室」は排外的傾向を強める最近の日本社会で同胞に対する民族差別問題に対応するため昨年度、期間を定めて設置したものですが、今年3月にいったん閉鎖されるまで多くの相談が寄せられました。また、入国管理局がホームページ上で不法滞在と思われる人の密告を奨励するなど日本社会の排外的傾向は依然として続いていることから、権益擁護委員会としては今年度も引き続き『人権問題相談室』を設置することを決めました。
また、「高齢者問題セミナー」は、今年2月に開催して好評だった「ハルモニ、ハラボジたちに笑顔を―コリアンマイノリティ福祉セミナー」の後を受けて開催を計画しているものです。このセミナーでは、ビデオ「ハルモニたちは踊る」を上映するほか、介護保険など高齢者のための公的福祉制度の説明などを予定しています。
権益擁護委員会ではこのほかにも「在日外国人に地方参政権の付与を求める意見書」の採択を市町議会に求めてゆく活動なども行なうことを決めました。
(2004.4.21 民団新聞)
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