10年以上も寝たきりの母を看病してきた金ヨンブンさん(47)が、峨山社会福祉財団(鄭夢準理事長)の第16回峨山賞孝行部門受賞者に選ばれた。副賞は500万ウォン。キムさんは、母親が脳卒中で寝たきりになって以来、結婚もせずに衣服や農産物を販売する露店を営みながら、看病を続けてきた。発病初期には消化障害に苦しむ母のために、自ら咀嚼(そしゃく)して口移しで食事をとらせ、周囲を感動させた。キムさんの誠心誠意の世話で、母は今では人を識別し、多少の意思疎通ができるほどまで病状が良くなっている。
(2004.11.10 民団新聞)
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