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<布帳馬車>某大弁論部のKYぶり
 「差別」とひと言でいっても、人種・民族・国籍・宗教に関わるものから生活水準、体形・容姿に至るまで大小さまざまだ。最近では、周囲の空気が読めない人をKYと呼んで小ばかにすることもある。

 都内の某私立大学で最近、弁論部が入部を希望した在日韓国人学生の受け入れを拒み、大学当局によって活動停止処分に付される事件があった。何でも、「在日韓国人だと文化的に合わない」というのが入部拒否の理由だそうだ。

 独島領有や歴史認識をめぐって、なかなか折り合いがつかない韓日関係が影響したのかも知れない。入部を拒否された学生にしてみれば、大きなショックだったろう。あるいは、「え!まだこんな差別があるの?」と呆れただけだろうか。紛い物専門の骨董店から引っ張り出してきたような、今時何とも陳腐な拒否理由と言うほかない。

 大学の弁論部はふつう、自分の意見をまとめて発表するか、ディベートする技量を磨くことに活動目的があるはずだ。であれば、コミュニケーションの多様化をもたらす「異質」性は、排除ではなく歓迎される対象であって当然だろう。

 多文化共生と民族的な純化は、相克の関係にあるようであり、世界各地で実際にアツレキがあるものの、自己の集団文化を大切にしようと思えば思うほど他者の文化に寛容になるのが道理だという。人類社会の潮流は現実に、多文化共生に向かっている。某弁論部は自らのKYぶりに、赤面しているだろうか。(S)

(2008.9.3 民団新聞)
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