市民団体「緑色連合」が全国の32市・郡の地名を調査した結果、22カ所の地名が変えられていたことが確認された。最も多い事例は、山や峰の「王」の文字を「皇」や「旺」に変えたケース。「皇」は日本の天皇を意味し、「旺」は「日+王」のこと。例えば、俗離山の天皇峰は、古地図や1911年製作の韓国地形図では「天王峰」と記されていたが、日本の朝鮮総督府作成の地図には「天皇峰」と表記され、今日に至っている。江原道・旌善郡の加里旺山、慶尚北道・聞慶の旺陵里、江原道・襄陽郡の旺勝洞、江原道・江陵市の旺山面、忠清南道・論山市の旺田里なども同じケースだ。
(2005.3.2 民団新聞)
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