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| 老人ホーム建設へ全力 婦人会第15回中央委員会（03.4.30） |
婦人会中央本部（金定子会長）の第15回定期中央委員会が22日、東京・南麻布の韓国中央会館で開かれ、在日同胞向け老人ホーム建設事業を目標通りに推進することを柱とする新年度の活動方針を採択した。
同中央委員会は中央委員75人中71人（委任状出席含む）が参加、昨年度の特別活動報告・財政報告とともに活動方針も承認した。
民団中央本部の金宰淑団長をはじめ姜永祐議長、金廣昇監察委員長、青年会中央本部の�辻萠寛馗垢蕕�出席し、女性の視点からの活動を評価した。
金会長はあいさつで、老人ホーム建設事業について「あわてず努力して目標に向かって進みたい。民団も評価していることを力強く感じている」と述べた。金団長も「老人ホーム建設は在日全体の問題。婦人会が先頭に立っているが民団も全面的にバックアップしていく」と改めて前向きな姿勢を示した。
老人ホームは３年以内をめどに１カ所、最終的に全国７地協７カ所に1000坪・100人規模のホームを建設していく計画。設立申請するには１億5000万円が必要となるため、婦人会では全同胞を対象にした保険業務を昨年11月から展開している。
今年12月をめどに婦人会創設55周年イベントとして、老人ホーム建設資金確保を目的とするチャリティーショーを東京と大阪の２カ所で実施することが決められた。
また、漢字を伝える「千字文」に、英語、日本語などで解説などを加えた「千字文」学習教材を約１万部製作し、婦人会員や家族のためのウリマル学習強化に利用することも決められた。研修会などでの配布するのをはじめ財政確保の一つとして広く販売していく。
この他、地方参政権獲得運動、世界韓民族女性ネットワーク促進、高齢者福祉事業、オリニジャンボリーへの協力などにも力を入れる。
（2003.4.30 民団新聞）
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