忠清南道の天安小学校で19日に行われる卒業式に、6年生120人と一緒に約60年前の卒業生109人が卒業証書を受ける。植民地時代の創氏改名により日本名で卒業証書を受けた卒業生が、ハングル名の卒業証書に切り替える。同校同窓会では、2001年から「卒業生の実名復旧運動」を展開し、創氏改名のまま卒業した同窓生1202人を調べた結果、109人の住所を確認できた。ある卒業生は「これまで日本名の卒業証書を孫らに見せることができなかったが、恥ずかしい過去を消すことができてうれしい」と喜んでいる。
(2005.2.16 民団新聞)
|
|