高宗の正妃であり、大院君一派と日本公使三浦梧楼の謀略により暗殺された閔妃(明成皇后)の写真とされてきた「宮中服飾の朝鮮女性」についての論議に結論が下る見通しだ。最近、この写真を印刷したはがきが発見されたからだ。「明治42年7月31日」付馬山の消印が押されたこのはがき下部には日本語で「韓国宮中の老女」と記されている。はがきの発行時期が閔妃暗殺の14年後だったことと、前皇帝の正妃であり、皇帝の母親の写真をはがきに印刷しその上に消印を押すという「不敬」は当時ありえない、というのが理由。
(2004.8.18 民団新聞)
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