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ウラジオストクの変貌 塚本壮一(NHK国際部記者)
ウラジオストクの変貌
 ロシア極東最大の都市ウラジオストクを訪れた。北朝鮮・朝鮮民主主義人民共和国の金正日総書記の訪問を取材するためだ。海軍の要塞があり、旧ソ連時代は外国人が立ち入ることのできない閉鎖都市だった。いま、国際貿易都市に変貌している。

 日本からは中古車の輸入が多い。今回、金総書記の側近らのために地元州政府が用意した車も日本の中古だった。国産車は、ウラジオストクから遙か遠い生産工場から運ばれるため、値段が高くつくのだそうである。

 一方、バスは圧倒的に韓国製だ。ロシアと韓国は同じ右側通行だから、ドアの位置が乗り降りに都合がいいからだろう。「海雲台発釜山駅経由裁判所行き」などと書かれたままだったりする。

 交流が勢いを増しているのは中国だ。市内の観光名所は、目一杯遊ぼうというエネルギッシュな中国人客でにぎわっていた。商品の流入もすさまじい。市場見物に行ったら、商店全体の半分が中国人の経営だった。

 この時代、どの国だって、外国との交流なしに経済が成り立たないのである。金総書記一行が、訪問を通してそれを実感したものと期待したい。

 実は、ロシア極東と北朝鮮との経済交流が変則的な形で存在する。北朝鮮政府が、建物や道路の建設、農作業などに従事する労働者を派遣しているのである。ロシアへの国家債務返済のためだ。

 金総書記が帰国の途に着く日の朝、そうした労働者三十人くらいが、見送りのため駅前広場にやってきた。しかし金総書記の車は彼らの前を通り過ぎ、そのまま駅構内に乗り入れてしまった。ちょっとかわいそうだった。
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