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| 写真絵解き:虐殺された同胞約6500人の冥福を祈り黙祷した(1日、韓国中央会館で) | | | 同胞虐殺の真相究明あきらめぬ
1923年9月1日、関東地方を襲ったマグニチュード7・9の大地震は、死者・行方不明者14万人を超す大惨事をもたらしただけでなく、約6500人もの同胞が虐殺された非道の歴史として記憶されている。(関東各地の慰霊行事は別掲、「民論団論」に関連記事有り)
その日から82年目の1日、韓国中央会館では関東大震災殉難同胞追念式がしめやかにとり行われ、中央と都内の民団幹部ら150余人が犠牲者の冥福を祈るとともに、不幸な歴史を二度と繰り返さないとの誓いを新たにした。
東京本部の朱範植副団長は経過報告で「国が奪われていたために、虐殺の調査請求もできなかった。日本は加害責任を自警団に押し付けて官憲などの責任を隠したまま、いまだ犠牲同胞への補償責任も果たしていない」と批判、真相糾明を改めて求めるとともに、「人権侵害を再発させないために人権教育を推進し、真の韓日善隣関係構築のために地方参政権獲得運動に全力を尽くそう」と強調した。
中央本部の金宰淑団長の代表献花の後、東京本部の李時香団長は追念辞を通じて教科書問題に言及、「天災に乗じた人災の真相糾明とともに、歴史を隠し、歪曲する作為に対して、今後も一致団結して立ち向かおう」と訴えた。
震災が起きた午前11時58分に参列者全員が黙祷を捧げた。
(2005.09.07 民団新聞)
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