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金剛山「離散家族面会所」 来春着工(03.11.19) |
南北赤十字が合意…6000坪規模で
北韓の金剛山地域「温井閣」前の鳥包村に予定されている南北離散家族面会所は6000坪規模で、来年春には着工、早ければ2005年上半期に完工する。離散家族の再会行事がない期間中には、金剛山観光客の宿所にも利用される。第9回離散家族再会事業は来年旧正月(1月22日)以降に行われる。
南北は、今月4日から6日まで金剛山地域で開かれた第5回南北赤十字会談で、このような内容を骨子とする11項目の金剛山面会所建設に関する合意書を採択した。
面会所は地質調査と基本設計、建設設計後、来年4〜5月に着工式をもち、1年の工事期間を経て2005年上半期に完工すると予想されている。面会所の建設工事は韓国側が担当するが、計画および設計段階で北韓側の意見を反映する。
建設の過程で北韓側は、人材と資材を提供し、韓国側はその費用を支払う。総建設費は360億〜480億ウォンで、面会所の運営費用に毎年40億〜50億ウォンが投入されると韓国側ではみている。
合意文では「面会所は金剛山観光事業など面会所以外の用途にも利用できる」となっており、金剛山観光客の宿所または北側の国内外行事の場所にも利用されるとみられる。面会所には南北がそれぞれ300坪規模の面会事務室を設けて今後金剛山で開かれる南北会談に利用し、残り5400坪には離散家族再会のための会場や家族単位の「コンドミニアム型」宿所、付帯施設などが入る予定だ。
南北は、面会所の工事期間中にも、慣例によって、離散家族再会行事を旧正月、「6・15南北共同宣言記念日」、秋夕(韓国の旧盆)を契機に、毎年3回実施することにした。
(2003.11.19 民団新聞)
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