慶尚北道の清道郡が朴正熙大統領専用列車を復元中で、5月ごろに一般公開される。写真は執務室兼会議室。清道郡のシンド村は「セマウル運動発祥の地」とされる農村。1969年に、朴大統領が専用車に乗り慶尚道の水害地域を視察した際、シンド村を訪問。他の被災地とは違い水害が完全に復旧し、道が広く、住宅の屋根や塀が改良されていた。強い印象を受けた朴大統領は翌70年4月、シンド村の例を挙げて「セマウル運動」の構想を明らかにした。「発祥の地」整備事業の一環として大統領専用列車が復元される。 (2011.3.8 民団新聞) |