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デトロイト空港の不快 萩原遼(作家)
 4年越しの本の最後の取材で8月3日にまたアメリカに行きました。夏休みで全日空の成田ワシントン直行便は8月末まで満席。やむなく途中乗り継ぎの米機で。

 デトロイトの入国審査の窓口であれこれ聞かれ、「ちょっとこちらへ」。別室に連れて行かれました。30人くらいのアジア系やアラブ系がたむろしています。1時間たっても音沙汰なし。

 「いつまで待たせるのか。乗り継ぎ便は5時40分だ」「再予約はしてある」「何時だ?」「9時21分」「それまで待たせるのか」。

 男は傲慢な態度であごをしゃくった。大勢いるんだというふうに。国家権力の末端にいる人間のいやらしさ。どこの国も同じだ。係員にようやく呼ばれた時は3時間近くたっていました。男女2人が質問します。「入国の目的は?」「いまのアパートに何年住んでいるのか?」「家賃は誰が払っている?」「3年も住んでなぜグリーンカード(長期滞在の外国人がアメリカで働ける証明書)を取らない?」。

 私をアルカイダの一味と疑っているようです。働かず、組織の金でなにかやっているのでは?

 01年9月11日のテロ以来白人以外はテロ分子と思えという風潮が急に強まってきました。こんな連中になめられてたまるかと、私も啖呵。

 私は日本の有名な作家だ。近く有名出版社から本が出る。金はいっぱい持っている。すると彼らの態度ががらり。「あんたたちの不愉快な態度も書いてやる」。これは言いませんでしたが、強く思ったことは、日本をこんなふうにしてはならない。日本国民のためにも、在日外国人のためにも。

(2004.8.31 民団新聞)
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