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北朝鮮の非常識 岡本健吾(NHKソウル支局)
 5月半ばに北京で開かれた6カ国協議の作業部会を現地で取材した。またも北朝鮮に振り回されたという印象だ。

 この作業部会は、各国が自由に立場を述べ合い、問題解決の糸口を探ろうというものだった。ホスト国の中国は、論議に集中するため協議途中での報道陣への説明をしないよう各国に要請。式典もせず協議の終わりも決めずに、徹底した論議を行える環境を整えた。

 しかし各国の期待は裏切られた。関係筋によると北朝鮮は表面的な対応に終始したという。北朝鮮は関心事である「核開発凍結と保障」についても、凍結の意思や査察の受け入れに言及したものの、具体的な計画を聞かれると答えず、「米国が敵視政策を転換すべきだ」などと話をはぐらかしたという。

 中国も最後には腹を立てて、これ以上の続行は無意味と判断、5日の予定を3日で切り上げた。 北朝鮮のわがままな態度は、釣魚台の外でも同じだった。協議2日目の夜12時を過ぎて、北朝鮮は突然記者会見をすると連絡し、北朝鮮大使館の前で声明文を読み上げた。作業部会が終わった翌夕方にも報道陣を大使館の前に集め言いたい事をぶちまけただけで質問には一切答えなかった。

 我々は、近隣国として北朝鮮の動向に目が離せないために、北朝鮮の主張に大きな関心を持たざるを得ない。しかし国際社会が、いい加減北朝鮮に愛想を尽かして相手をしなくなれば、北朝鮮はどういう対応を取るのだろうか?まして米国はイラクなど中東の問題で忙しいのだ。北朝鮮は主張に耳を傾けてもらえる間に何とかした方が得策と思えるのだが。

(2004.6.9 民団新聞)
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