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<布帳馬車>「仁川上陸作戦」安易な解説
 産経新聞の写真コラム「20世紀のきょう」は9月15日付で、朝鮮戦争(韓国戦争)での「仁川上陸作戦」(1950年9月15日)を紹介した。

 「形勢逆転を狙って国連軍はこの日、北朝鮮軍の裏をつき、韓国・仁川から上陸し、ソウルの奪還に成功した」

 その後の、国連軍の38度線突破、平壌占領、中国の参戦と戦況膠着に言及。最後に「53年7月、米中朝が休戦協定に調印、休戦状態はいまなお続いている」と解説している。このくだりに強い違和感を覚えた在日同胞は少なくないはずだ。

 中・朝両軍最高司令官とともに休戦協定に調印したのは国連軍総司令官であった。それにもかかわらず、「米中朝が調印」とされているからだ。

 残念ながら同様な史実の誤記、歪曲は産経新聞にとどまらない。

 当時、国連軍総司令官の指揮下にあった韓国軍も休戦協定の調印当事者であった。このため北韓は休戦協定に代わる平和協定の締結を、初めのうちは韓国に対して呼びかけていた。

 北韓が一変して平和協定を米国側に提案し始めたのは74年3月からだ。「米中朝が休戦協定調印」との解説は、そのような北韓側の政治宣伝・情報操作に乗せられ、合わせるものにほかならない。

 産経新聞は、北韓の情報操作に関しては厳しいことで知られる。率先して「誤り」を是正してしかるべきであるのに、いまだに放置している。これでは、頬被りを決め込んできたほかの全国紙と同じだ。(Z)

(2008.10.1 民団新聞)
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