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日韓交流の要とは 藤原史朗(「全外教」前代表)
 去る8月25日から3日間、韓国に出かけた。釜山から車で北へ1時間余の南旨高校での全校生講演のためである。形は招待だが、私の方から申し出た自前の講演旅行だ。 3年前、神戸韓国教育院の紹介で、市立尼崎高校(市尼)との交流が始まり、先に訪問して下さった。以後、相互に教員・生徒が訪問し合う。昨年暮れには、市尼の生徒会役員と在日外国人生徒同胞の会の生徒も同校を訪れた。

 05年は日韓共同訪問の年。ゆるやかであれ、両校の本格化していく交流のために、私には是非とも生徒や職員の皆様に伝えておきたいことがあった。端的に言えば、在日コリアン生徒の存在を抜いた日韓交流であってほしくないということだ。昨今の「冬ソナ」現象には、真面目な批評が求められるが、「在日」を捨象した日本人側の韓流ブームはどこか奇異だ。

 講演は実質40分。在日コリアン生徒に関わる教育を始めた私のモチベーション、33年間教育の場で関わった生徒たちの姿、各々が日本での差別に向き合い、自身をカムアウトして生き始めると、避けていた親が「わが親」に、遠かった韓国が「近い祖国」になったこと、植民地支配残滓の日本名を棄て、本当の名前で生活しチョゴリを着て卒業したこと。近い将来、市尼高校が修学旅行で南旨高校を訪ねたら市尼のコリアン生徒が「これが私の祖国や」と両校の生徒に言えるようになること、その彼らに南旨高校の生徒らが「わが同胞」と積極的に声をかけてほしいこと、等々を語った。

 通訳を介しての講演。どこまで真意が伝わったか自信がないが、私には念願の課題成就だった。

(2004.10.6 民団新聞)
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