韓国音響が特別出展
【神奈川】在日同胞資本の韓国音響(ソウル市)が開発した音場再生型スピーカーシステム「TENAM(ティナム)」が、パシフィコ横浜・カンファレンスセンターで開催されたオーディオビジュアルの総合展示会「A&Vフェスタ08」(日本オーディオ協会主催)で一部マニアの注目を集めた。
ティナムのキャビネットは不要な共振を吸収するベトナム伝統の竹工芸技術による手作り。楽器のように豊かで、温かみのある響きが特徴とされる。開発責任者で在日3世の申鐘栄さん(ファホン代表取締役、千葉県船橋市)は、今回の出展に合わせ、螺鈿装飾を施したキャビネットをつくった。
ティナムのブースは25日まで3日間の会期中、オーディオ専門誌から取材を受け、著名なオーディオ評論家も「これまでにない音」と関心を示していた。螺鈿仕様のティナムは特注品で、販売価格は1セット28万円とのこと。
(2008.2.27 民団新聞)
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