寺院で宿泊施設を提供する「テンプルステイ」が本格的に始まったのは2002年。宿泊客を受け入れる寺院は、33カ所から122カ所に拡大。利用者も02年の2558人から、昨年は17万2954人に急増した。人気の理由について、歴史を有する寺院の文化遺産、秀麗な自然環境などが利用者の心を癒し、自分を見つめなおすことができる点が指摘されている。プログラムの内容も、▽キムチや精進料理作り体験▽禁酒・禁煙の治癒▽自己考察プログラムなど多様化している。
(2011.6.8 民団新聞)