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韓豪日グローバル家族こだわり在日記<10>
多文化の豊かさいっぱいの国

 故郷のシドニーは美しい港湾都市として知られています。そして、オーストラリアは移民国家です。シドニーに住む180カ国出身の人々がそれぞれの文化で都市の食生活、建築物、教育と様々な影響を市民に与え、日々の生活を豊かにしてくれます。海外に行かなくても一日で多文化的な体験が出来ます。

 この中で在豪コリアンはオーストラリア国籍を取得している方が多く、真面目で働き者との評判があります。在日コリアンの多くが悲しい過去を引きずり、通名も使い、韓国人であることを隠し生活している現実と比べると、在豪コリアンはそれぞれ自分の意思で移民して多文化の豊富なオーストラリアで韓国の伝統、言語、食文化などを守りながら暮らしています。移民国家はこのような多様な文化が許されます。

 日本で韓国人の存在を確認出来るのは町で見かけるパチンコ店、焼肉店、スクラップのような産業だと思います。オーストラリアで韓国人の存在の目印は職業とコリアンタウンではなく、数多くの教会で目にする礼拝やミサの案内のハングル文字の看板です。韓国人移民は1970年代から始まり、移民した韓国人の3分の2は信心深いクリスチャンで、この信仰の強い絆は在豪コリアンのサポートネットワークになったそうです。

 在豪コリアン教会の助け合い組織は民団設立当初と似た役割をしています。在豪コリアン1世はブルーカラーの仕事で苦労をし、儒教の精神を大切にして子弟の教育に力を入れ、2世はホワイトカラーの仕事に就いている傾向があります。

 現在は韓国人の弁護士、お医者さんが多くなりました。もちろん、韓国人らしく成功した子供たちの自慢をよく耳にします。韓国系の州議員の誕生を聞いた時、オーストラリアは誰にでもチャンスを与える国だと再確信しました。時代の状況や移民の目的など、背景の違いによって同じ韓国人の生活でも差を感じます。新しい国で胸を張って生活することは、移民の最終目的ではないでしょうか。

(スーザン・メナデュー・チョン)

(2008.7.9 民団新聞)
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