済州道の南端、西帰浦市の江汀地区住民が国防部を相手に起こした「海軍基地建設の取り消し」を求める訴訟で、大法院(最高裁判所)は5日、基地建設は適法だとする判決を下し、高裁に差し戻した。
済州南岸に基地を置くことは韓国海軍の宿願であるが、道外から乗り込んできた過激派による建設妨害のため、民軍複合型の観光美港とする計画が策定されてから17年、建設地域が確定して5年が過ぎている。
(2012.7.11 民団新聞)