ICCの初代裁判官に宋相現教授(03.02.19) |
ソウル大法学部の宋相現教授(61)が、新たに発足した国際刑事裁判所(ICC)の初代裁判官に選出された。宋教授は4日にニューヨークの国連本部で行われたICC裁判官選挙で、投票権を有す85か国のうち63か国の支持を得て、第1回投票で当選した。初代裁判官18人の任期は3、6、9年の3種類があり、抽選を通じて決定される。ICCは、国際法に違反する集団殺害、人道違反、戦争犯罪などを犯した個人の責任を、国際社会の名で裁くために2002年7月1日に設立された初の常設国際法廷。国際法分野では大邱地裁の部長判事を務めた權五坤氏が、旧ユーゴスラビアの戦犯裁判を担当する旧ユーゴ国際刑事裁判所(ICTY)の裁判官に選ばれ、活動している。
(2003.02.19 民団新聞)
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