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<布帳馬車>韓国近・現代史教科書の左右
 韓国の高校教育現場で使用されている金星出版社版『韓国近・現代史』は「民衆・民族主義を根幹とする最も左派寄りの視角の教科書」とされている。

 この教科書は、韓国について「建国」が南北分断をもたらしたと厳しく、しかも「外勢依存的」だと否定的に記述。その一方で、北韓については「民族自主的」で民衆の支持により前進してきたと優しい。

 「韓国近・現代史」と呼ばれる科目を教える高校の半数で使用され、学生たちの歴史認識に大きな影響を及ぼしているという。

 このほど出版されたニューライト系の「教科書フォーラム」による『代案教科書 韓国近・現代史』は、短期間で産業化と民主化を成し遂げた韓国の「誇らしい歴史」に、もっと目を向けるべきだと強調している。

 「日本の右派の歴史観が反映された『扶桑社教科書』の韓国版だ」とする民族主義的な歴史学界の主流や左派勢力からの批判に対して、執筆者らは「この本の中のどこにも、帝国主義者の侵略を美化した箇所はなく、国家と個人を一体化させた国家主義的な箇所もない」と反論している。

 歴史認識とは過去と現在の対話である。過去そのものは変えることができないが、過去に対する見方は変わりうる。

 今年は南北両分断国家の「建国60周年」。世界的視野で過去を見つめ、自由で民主的な、望ましき南北統一国家実現への明確なビジョンを持って、少しでも共有できる歴史認識の育成へ、冷静にして活発な論議を期待したい。(Z)

(2008.4.16 民団新聞)
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