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<女性コラム>韓服を着る喜び
 99年10月、私たち夫婦の結婚式を夫の母は青い韓服(ハンボク)で、私の母は蘇芳の訪問着姿で祝ってくれた。韓国では今でも新郎の母は青を、新婦の母は赤を身につける。

 天を仰ぎ喜ぶ母と、地に涙する母の色を表すと言われるが、偶然にも古き韓国の慣わし通りの姿に私は喜びを覚えた。

 先月、秋夕(チュソク)を迎え在日社会でも茶禮(チャレ)を行う家庭が多かったのではなかろうか。母国留学を機に10数年をソウルで暮らした私は、秋夕や旧正(クジョン)には親戚や友人宅で過ごすことが多く、その都度目にした光景は茶禮のためのお料理と新しくあつらえられた韓服だった。近ごろは名節(ミョンジョル)に韓服を新調する家庭は少ないが、婚礼時には両家揃って新調する姿をよく見かける。

 私は韓服も着物も大好きで、幼少のころよりそれを着られる日をそれは楽しみにしていた。百日(ペギル)やトルなどには韓服、お正月や七五三には着物。二十歳になると成人した記念にと両親は振袖を勧めてくれたが、韓国人の私には着る機会が少ないからと訪問着をあつらえてもらった。今思うと娘時代の思い出に振袖が良かったと後悔することもある。

 在日として暮らす日常には辛い出来事も存在したが、喜びも感動も発見も多い。今年は日本の友人と韓国の明紬(ミョンジュ)と呼ばれる反物で着物の上に着る春夏のコートをあつらえた。まだまだ楽しい出来事に巡り合える予感がする。

 李睦美(東京・駐日韓国大使館韓国文化院職員)

(2007.10.24 民団新聞)
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