【ソウル】最大野党・民主統合党は15日、京畿道・高陽市一山の総合展示場「KINTEX」で新たな党執行部を選出する党大会を開き、韓明淑元国務総理(67)を党代表に選出した。同党は昨年12月、民主党と盧武鉉前大統領支持勢力などが統合して結成された。 韓代表は、受諾演説で「総選挙での勝利と政権交代をめざし、進歩政党との統合および選挙連帯のための協議機構を近く提案する」と表明した。 これに先立ち与党ハンナラ党は、昨年12月19日に全国委員会を開き、朴槿恵元代表(59)を党の非常対策委員会委員長に選出した。非常対策委員長は実質的に党代表の地位と権限を持つ。 朴委員長は、受諾演説で「私はすべてを手放して国民にだけ目を向けて歩んで行きたい」と、総選挙での勝利に向け、党の刷新に力を入れることを約束している。 (2012.1.18 民団新聞) |